徒然な日々・零式

クラシックの演奏会を中心にあれこれと書いていきます。

das Passwort

「パスワード」。

私の職場はとてもいい加減である。最近やっと改善されたが、しばらく前までは、上長のIDとパスワードを部の全員が知っていた。

なぜか。

上長のパスワードでなければできないことを、部下にさせようとするからである。そして、それができないと「なんでそんなこともできないのか?」となぜか部下が怒られる。そして、愚かしいことに、部下の方も「手代のパスワードでできることをできる丁稚は偉い」と勘違いしているわけです。

自分のIDとパスワードでPCを開く。作業をする或いは情報を見る、その過程で「これはできません」となったら、自分はそれ以上の作業をしたり、情報を得ることはできない、つまりは権限がないということだし、それに伴う責任もないということではないのか。

職場のIT化を促進するのは大いに結構ですが、責任と権限の所在を明確にしてから、個店IDや個店パスワードを発行して欲しいもんです。