徒然な日々・零式

クラシックの演奏会を中心にあれこれと書いていきます。

旅するヴァイオリン vol.81 ~ ロンド ~ (9/19)

ヴァイオリン:白井篤
ピアノ:海野こず枝

今宵は「ロンド」特集にて、まず「Was ist das Rondo ?」から始まりました。我らはロンドを踊りと思っている節があるが、実はそれは勘違いであり、元々は押韻のある詩の形式であり、それが転じて「主題が何回も現れる形式」をロンド形式と称するものなり。それをもって「輪舞曲」なる日本語ありて、勝手に私が思うに、輪になって踊るものって、フォークダンスにせよ盆踊りにせよ、同じフレーズを繰り返して回るから輪舞?・・・それに関してはわかりません(笑)。

(そしてふと考えた。ロンドは帰ってくる。変奏は変化していく。ではミニマルは?・・・自分の中での宿題だな。)

このイギリス館のコンサートは、私には癒やしの場でもあり、日常から逃避したい時の特効薬である。この日はまさにそういう心境だったので、あえて曲の感想などは書かないけれど、「懸案事項の段取り」が心の中に重くのしかかっていたので、主題に戻る度に、一つ一つ片付けていく自分がいるような気がした。

実に内容に乏しいので公開は密やかにします。