徒然な日々・零式

クラシックの演奏会を中心にあれこれと書いていきます。

読響 第626回名曲シリーズ (10/15)

すっかり秋らしくなった(というより寒い)カラヤン広場で、楽屋口顔見知りとひとしきり来季の都響で盛り上がる・・・もうこうなったらシフトは都響にするしかないでしょ。そしてNHKホールの話になり、おそらく貧民席を廃しするだろうなぁ…と二人とも思うのだった。NHKホールが嫌いなだけでN響が嫌いではないのだから、芸劇公演なら、少々響き過ぎも落ち着いてきたのだし行ってもよいけれど、席数が違いすぎるから、何かの方策を練らねばならないだろうから、まずは貧民席じゃないの?

いずれ一時期ほど演奏会には通っていないので、都響AB(時々はCも)とN響B、そしてイギリス館と新国立で、もうキャパオーバーではある。

指揮:ユーリ・テミルカーノフ
ヴァイオリン:エマニュエル・チェクナヴォリアン

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

このソリストは初めて聴いた。線が細いような気もしたなぁ・・・だから冒頭は染み入るような美しさだったんだけどね。ルセフのシベコンがデフォの私には3楽章が少々物足りなかった。まだこれからのヴァイオリニストなのかも知れない。


成田為三:浜辺の歌

・・・がアンコールだったんだけどね。

アンコールはとどのつまりはサービスであろうから、その選曲などは演奏者の心一つであろう。そして、今宵のソリストは日本公演でもあるし、この曲をチョイスしたのかも知れないが。悪いけどただ楽譜を弾いただけの演奏でした。曲そのものをちゃんと聴いたことあるんか?君ほどの力量があれば、もっとしなやかに、もっとしっとりと演奏できたでしょうに。こんなアンコールは不要だな。

ウィーン少年合唱団を見習えっ!

チャイコフスキー交響曲第5番

休憩中に心を静めて、後半へ。これが聴きたくていきなりポチりしてしまったんだからね。

今年4回目のチャイ5はも冒頭はかなりゆっくりと始まった。もしかして本来のスコアがそうなんだろうか?たまたま私が好きなCDが速めに演奏されてるんだろうか?いずれ緩急自在の指揮から繰り出されるチャイコには大満足。相変わらずのイケドンオケ(賛辞です)による4楽章にはゾクゾクものでありんしたが・・・。

タツムリ軍団、もちっと頑張って欲しかったかもな。

サントリーホール大ホール RD1列3番)