徒然な日々・零式

クラシックの演奏会を中心にあれこれと書いていきます。

Wenn sagen Sie dass,

「あなたがそれを言うときには」・・・ってこれでいいんかいな。


最近頓に接客クレームが増えた。ほとんどがネットからのものであり、帰宅してからじっくりと書き始めるとどんどんエスカレートていくものでして、はっきり言って罵詈雑言に近い。もちろん相談室はそんなことわかってはいるが、お詫びは丁重にお返ししているし、全店でその内容を共有すべくメールが回ってくる。

こちらに非があることもあり、またお客様の勘違いもあり、様々な内容が寄せられるが、納得いかないのが「言葉使いが悪い」というもの。

「『ごめんなさい』と言われた。ふざけている。客に対する尊敬の念はないのか。」「価格が違っていたので指摘したら『あら』と言った。間違ってるのにその対応はなんだ。ふざけている。」・・・要するにすべからく90度のお辞儀をして「申し訳ございませんでした」と言えということだ。

お客様にお叱りを受けたときに、とっさに出てしまう言葉が失礼だと言われるのは、こちらの意識が低いからだと言われればしょうがないが、これだけは明言できる。その後にとっさの一言の後に、きちんとお詫びしているはずだ。

言葉は受け取る側の気持ち次第だし、おそらくこの手のクレームを寄せる客の多くは、「ごめんなさい」とか「あら」とか「をを」とかを、ふざけた言葉として認識し、かつ自らも使用しているのだろう。

連日のように、こんなクレームの話ばかり聞かされて、同僚が言った。

「ロボット店員でも雇えばいいのよっ!」・・・賛同。

金を払う立場とは、そんなに偉いものなのか?わからないな。